現在、村が策定を進めている原子力災害時の広域避難計画の策定に関する住民請願が6月議会に提出され、特別委員会のなかで審査を進めてきました。
提出されていた請願は、いずれも現状の避難計画の良し悪しを問うものではなくあくまでも「速やかな策定を求める」「急ぐことなく慎重な策定を求める」というもの。
したがって、私は村や県から避難計画の策定状況をヒアリングしたことを踏まえ
また、議員間でも本件についての意見交換が出来たと判断し、委員会として採決することを一貫して主張してきました。
その結果、2月1日に開催した委員会において、村商工会から提出されていた「速やかな策定を求める請願」について賛成多数で採択することが決定。
もう一方の「急ぐことなく慎重な策定を求める請願」については、次回の委員会で採決を行う予定です。
一部の村議からは、採択された請願は商工業者のための請願だ、と主張する方もいますが、私は、現在策定中の計画は不十分であるものの、「早期に策定して欲しい」との思いは多くの村民が共有しているものだと考えます。
Comments